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SPXLとは?

投資
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この記事では、これまでに説明したレバレッジ3倍ETFであるTECLSOXLWEBLに続いて、S&P500指数のレバレッジ3倍ETFであるSPXLについて説明します。

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SPXLの概要

そもそもSPXLって何?という人のために、まずはSPXLの情報についてまとめていきます!

SPXLの正式名称は、”Direction Daily S&P 500 Bull 3X Shares ETF”です!

S&P500指数という、アメリカを代表する500社に連動するブル型の3倍レバレッジETFとなっています。

ブル型の3倍ETFは、対象とする指数の3倍の動きをすることを目標としており、上がる時は大きく上がり、下がる時は大きく下がるため、ハイリスク・ハイリターンなETFとなっています。

運用会社はDirection Investmentsで、SPXL以外にもTECLやSOXLなど、多数の3倍レバレッジETFを運用している会社となります。

指数S&P500指数
経費率0.95%
分配金利回り0.41%
2022.1.22時点の情報

経費率が1%近いため、米国ETFの中でもかなり高い部類に入りますが、3倍レバレッジETFということを考えると、平均的な経費率であると思います。

レバレッジ3倍ETFは株価の上昇を期待したものであるため、分配金によるインカムゲインは期待できません。

SPXLの価格推移

SPXLのチャートは以下のようになっています。

こちらも、TECLSOXLと同じようにグラフ全体で見れば右肩上がりとなっています。

ただ、2021年の年末から2022年の年始にかけては大きく下落しています。
(現在、絶賛下落中ですね、、、)

私はこのSPXLをNISA枠を使って購入しようと思っています。

SPXLの構成銘柄

SPXLの構成銘柄TOP10は以下のようになります。

SPXLはS&P500指数の3倍の値動きを目指すETFになりますから、S&P500と組み入れ銘柄は同じになります。(実際は、S&P500そのものが構成銘柄のようになっています。)

ほとんどの企業は皆さんが知っているような企業ではないでしょうか?
いわゆるGAFAMと呼ばれる企業に加えて、電気自動車大手のテスラや半導体大手のエヌビディアなどもTOP10入りしています。


銘柄名構成割合
1AAPLアップル6.74%
2MSFTマイクロソフト5.95%
3AMZNアマゾン・ドット・コム3.48%
4TSLAテスラ2.13%
5GOOGLアルファベット(クラスA)2.11%
6FBメタ・プラットフォーム1.97%
7GOOGアルファベット(クラスC)1.96%
8NVDAエヌディビア1.59%
9BRKMバークシャーハサウェイ(クラスB)1.50%
10JPMJPモルガンチェース1.15%
20221.22時点の情報
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SPXLのメリット

少ない資金で大きな利益を狙える

SPXLの最も大きなメリットの1つは3倍のレバレッジをかけているため、少額で大きな値動きがあるため、上昇相場の時の株価上昇率が凄まじいことです。

日々の値動きに耐えうることさえできれば、S&P500の約3倍の値動きをするわけですから、大きな利益を目指すこともできます。

同じレバレッジ3倍ETFでも、TECLSOXLとは構成銘柄も設定時期も異なるので、レバレッジ3倍ETFの中では、最も安定感があり、逆に爆発力はないかなという印象です。(それでも素晴らしいパフォーマンスです!)

短期的なトレードにも向いている

先ほどのメリットでお話しした通り、3倍レバレッジETFは値動きが非常に激しいです。

そのため、自分なりの売買基準を決めておけば、長期の運用でなくとも、少しずつお小遣いを稼ぐような運用方法も可能になります。

購入の際には週足RSIを参考として購入するだけで、レンジ相場中のお小遣い稼ぎはできるのではないかと思います。(実際にやったことはありません。)

もちろん、RSIという単一の指標のみで購入するため、瞬間的に含み損になることはありますが、SPXLはS&P500が長期的には上昇すると思う方であれば、レンジで少しづつ稼ぎつつ、暴落がきてもガチホという戦略も取れるのかなと思います。

S&P500の未来

最後のメリットとしては、SPXLが連動しているS&P500の未来が明るいということです。

S&P500に投資信託を用いて投資している人はかなり多いのではないでしょうか。

その一方で、投資にそこまで資金を回せないという人も多いと思います。
そのような方にとって、このSPXLを使えば3分の1の資金で同じ利益を狙える非常に良いETFだと思います。(指数は同じなので、SPXLが下落するときはS&P500も下落しています。)

ただ、値動きの激しさは3倍になるわけなので、あくまで持ち続けられる額で投資することが前提です。

レバレッジのデメリット

レバレッジをかけたETFである以上、上がる時は大きく上がりますが、下がる時も大きく下がります。

生半可な気持ちで資産の大部分を投入してしまうと、後悔の念にかられてしまうかも知れないので、覚悟を持って投資するか、最初はポートフォリオの一部(まずは1株とか)から購入することをお勧めします。

また、レバレッジのデメリットとして良く話題に上がるのが、投資期間が長くなるほど指数と乖離するため、レンジ相場に弱いということです。

これは、おっしゃる通りなのですが、レバレッジをかける指数を間違えなければ、現物(指数そのもののインデックス)よりも上昇していくと考えているため、リスクをとってでも、早く資産を増やしたいという方には、些細な問題かも知れません。

SPXLは他のレバレッジ3倍ETFと比べると上昇幅は若干小さく見えるかもしれませんが、その分レバレッジ3倍ETFを初めて購入する方にとっては最も良いETFではないかと思っています。

レバレッジETFそのものに対するリスク

レバレッジETFは、市場への影響も大きく、投資家にとっての影響も大きいため、日本でも注意喚起が行われるなど、少し不穏な動きを見せることがあります。

実際に倍率変更になったことや、上場廃止になったETFもあるようなので、レバレッジETFに投資する方はしっかりと情報にアンテナを張っておいた方が、良さそうですね!

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まとめ

ここまで、SPXLの概要、メリット、デメリットについてお話しさせていただきました。

私個人の意見としては、これらの内容を踏まえた上で、資産形成期に関してはSPXLをポートフォリオの核部分に持ってくるのは有りだなと思っています。

この記事が皆様の参考になれば、最高です!

ここまで、読んでいただき本当にありがとうございます。

投資は自己責任で、楽しみましょう!

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