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ETFと投資信託は何が違う?

投資
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この記事では、投資を始めた方向けに”投資信託“と”ETF“の違いについてまとめていきたいと思います。

最近投資を始める方は投資信託から投資を始める方が多いと思いますが、投資信託とETFにはそれぞれメリット・デメリットがありますのでその点も含めて解説します。

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投資信託とETFの違い

まず、大前提として”投資信託“も”ETF“もどちらも投資信託になります。

何言ってんだこいつと思われるかもしれませんが、世間一般で言われる”投資信託“は非上場の投資信託のことを指しており、”ETF“は上場された投資信託を指しています。

つまり、どちらも「投資家から集めたお金を、プロの集団である証券会社が運用し、その利益を投資家たちに還元する」という点では同じ投資信託なのです。
一方で、株式市場に上場されているか否かという点を含めて、”投資信託“と”ETF“はいくつか異なる特徴もあります。

主に以下の3つが主な違いになります。
それぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう!

  • 上場or非上場
  • 商品の多さ
  • 売買時の手数料

上場or非上場


ETF投資信託
上場or非上場上場非上場
売買価格リアルタイムな株価1日に1回更新される基準価額
注文方法成り行きor指値注文基準価額がわからない状況で売買の注文(ブラインド方式)を行う

上記の図から分かるように、上場しているETFは他の個別株などと同じように市場が空いている時間は常に値動きがあるため、売買の方法も成り行きと指値の2種類が使えます。
細かい売買をしたい方は、投資信託よりもETFが向いていると思います。

一方で投資信託は価格の変動が1日1回だけとなっており、売買も注文してから実際に約定される日まで数営業日かかるので、売買したい価格ピッタシの価格では売買できないのがデメリットになります。

逆に、激しい値動きを気にせずにほったらかしの投資がしたい方には、ETFよりも投資信託が向いてると言うことができると思います。

商品の多さ

東京証券取引所の上場しているETFは200種類以上ありますが、日本で購入できる投資信託は約6,000個ほどあると言われています。

投資信託の中には、運用会社が異なるだけで実際には同じような運用がされているものもあるので、一概には言えませんが、各運用会社によって運用時の手数料やファンドの規模も異なるので、選択肢という意味ではETFより投資信託の方が、選択肢が多いと言うことができそうです。

ただ、銀行の窓口で販売されている投資信託の中には、手数料が異常に高いものなども存在するため、実際に購入する選択肢に上がる商品となるとETF投資信ともにそこまで多くはないかもしれません。

売買時の手数料

ETF投資信託
購入時手数料必要必要なものが多い
売却時手数料必要不要
信託報酬必要必要

上記の表から分かるように、ETFはリアルタイムの値動きに応じて売買することも多いため、購入時手数料も売却時手数料もかかります。

一方で投資信託はリアルタイムでの売買ができない分、売却時手数料はかかりません。(購入時手数料はかかるものが多いですが、最近は購入時手数料のかからない商品や購入時手数料が低い商品も増えてきています。)

信託報酬はETFにも投資信託にもかかりますが、運用資産の中から日々差し引かれているので気づいていない方も多い手数料になります。

投資信託の中でも、アクティブファンドとインデックスファンドによってこの手数料関係は大きく異なって来ますので、投資信託を購入するときは手数料に注意して購入しましょう!(同じ投資信託の商品でも、証券会社によって手数料が異なりますので、気をつけたほうがいいです。)

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ETFか投資信託どっちがいいの?

それぞれの違いはわかったけど、ETF投資信託どちらがいいのか分からない!

という人のためにどのような目的に向いているかを説明します。

ETFのメリット・デメリット

ETFはリアルタイムでの売買が出来るわけですから、機動的に売買を行いたい人に向いているといえます。短期売買は個人的には難しいと思っていますが、1日の中で売買するようなデイトレード、数日間で売買を行うスイングトレードなどで成功している人もいますので、そのような取引をしたい人には、ETFが目的に合っていると言えます。

また、投資信託と違いリアルタイムでの価格で売買できるため、株式投資にも似ているといえるでしょう。そのため、投資信託と比較して自由度が高い投資手法といえます。

ただし、「自動積立投資ができないことがある」「分配金が自動的に再投資されない」という点には注意が必要です。

また配当金をそのまま再投資したい場合も、基本的には投資家に直接還元されることになるので、自分で再投資を行う必要があります。

最近はETFの自動積み立てができる証券会社も多くなっていますが、全ての証券会社でETFの自動積み立てができるわけではない点は少し注意です。

投資信託のメリット・デメリット

時間分散を活用して積立投資を行う目的なら投資信託のほうが選択肢は多くなります。前述した通りETFは限られた銘柄を限られた証券会社でしか積立投資を行うことができないからです。
つまり、長期的に積み立て投資をしていきたいという人には、投資信託が向いていると言えます。

さらに、ETFは日経平均株価やS&P500などの指数に連動した運用の成果しか期待できないため、市場平均を上回るような高い収益を期待する人にとっても、アクティブ運用の投資信託を選ぶことができるという点で投資信託が向いていると言うこともできそうです。

ただし、「換金されるまでに時間がかかる」「解約できない期間がある」といった点には注意が必要です。

リアルタイムでの売買ができない上に、購入、売却ともに注文してから実際に取引がされるまで、タイムラグが発生してしまうと言う点は投資信託の大きなデメリットとなりますが、長期(数年〜数十年)で運用する場合には、数日の誤差はほとんど影響がないので、長期投資にとってはデメリットになり得ません。

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まとめ

ここまで、ETF投資信託の違いとどのような目的に向いているかについてお話しさせていただきました。

私個人の意見としては、目的別でETF投資信託を使いこなすことができれば一番ですが、長期投資で資産運用をしていくという目的にとっては投資信託がメインになるかなと思いました。(ETFでも投資していますが!)

ここまで、読んでいただき本当にありがとうございます。

投資は自己責任で、楽しみましょう!

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